デジタル技術の活用及び DX 推進の取組状況

2023.10.20

①デジタル技術が社会や自社の競争にどのような影響を及ぼすか

 デジタル技術の進歩はめざましく、今や、パソコンやスマートフォンやインターネットが生活や事業活動を行う上で不可欠なツールとなっています。今後もデジタル技術は進展し、我々にとってさらに重要なインフラ・経営資源になる事は明らかです。このような社会状況の中、お客様のお役に立てるサービスを提供して事業を成長発展させるためには、デジタル技術を活用した生産性の向上とお客様の利便性の向上が不可欠であると考えております。

②経営ビジョン及びビジネスモデル

 当社は、東京都を拠点にwebアプリの受託開発やサーバ・ネットワークの構築・運用・保守・監視を展開している会社です。創業以来、私たちは「いつでも。新鮮!」(Always inspired!)を企業理念として、「新しい技術と、安定したシステム」をお客様に提供させていただいております。当社のビジョンは、ワンストップで最新のテクノロジーをお客様に提供していくことです。全体最適とはほど遠い「縦割りの企業」が数多くあるなかで、リンクアット・ジャパンでは、お客様に対して「常に新鮮なものを提供する」という意識を軸として、部署横断型のプロジェクトチームを作り、各案件に取り組んでいます。そのため、サービスや製品毎に対応するスタッフが変わることはなく、プロジェクトに従事している営業やプロジェクトメンバーが最後までお客様の課題解決をお手伝い致します。

③経営ビジョン・ビジネスモデルを実現するための戦略(DX人材育成含む)

 当社ビジョンを実現するために、新たにAIを搭載したサーバやネットワーク機器の監視システムを提供していきます。本システムにより、障害検知の精度を大幅に上げることが出来るほか、監視体制の省力化にもつながり、余剰人員を新サービスの開発や営業など高付加価値業務に割り当てることができます。
 DX人材育成においては、技能指導や外部開催の研修への参加、資格取得促進に加え、教材費(書籍・eラーニング)は会社負担にするなど、従業員のリスキリング制度を拡充し、全従業員への利用を積極的に推奨します。これにより、従業員のエンゲージメント向上だけでなくサービスの品質改善及び顧客満足度の向上に繋げていきます。

④戦略推進のための体制・組織

 前項③の戦略を推進するために、新たにCIO(最高情報責任者)、CISO(最高セキュリティ責任者)を設置し、副代表・荒木洋和が兼務します。また、代表・作田茂樹の直下に情報システム部門を新たに発足し、部門リーダーを代表・作田茂樹が務めます。従業員を社内外の研修や勉強会に参加させ、情報システムに精通した人材を育成します。